ドラクエ10 パソコン版の推奨スペック
ドラクエ10 Windows PC版の動作環境について説明して行きたいと思います。ドラクエ10 パソコン 購入や買い替えの参考にしてください。
ドラクエ10 PC 動作環境
2019年11月27日現在、Windows版の動作環境は以下の様になっています。
必要スペック | デスクトップ | ノートパソコン |
---|---|---|
CPU | Intel® Core™ i3 2.0GHz 相当以上 | Intel® Core™ i3 2.0GHz 相当以上 Intel® Core™ m 2.0GHz 相当以上 |
メインメモリ | 3GB | |
グラフィックカード | NVIDIA® Geforce® GT 220 VRAM 256MB 以上 ATI Radeon™ HD 5550 VRAM 256MB 以上 Intel® HD Graphics 4000 VRAM 256MB 以上 |
NVIDIA® Geforce® GT 230M VRAM 256MB 以上 ATI Radeon™ HD 5650 VRAM 256MB 以上 Intel® HD Graphics 4000 VRAM 256MB 以上 |
解像度 | 800×600 32bit カラー以上 |
推奨スペック | デスクトップ | ノートパソコン |
---|---|---|
CPU | Intel® Core™i5 2.4GHz以上 AMD A10 3.4GHz以上 |
Intel® Core™i5 2.0GHz以上 AMD A10 2.8GHz以上 |
メインメモリ | 4GB以上 | |
グラフィックカード | NVIDIA® Geforce® GTX 650 VRAM 1GB以上 ATI Radeon™ HD 5800 Series VRAM 1GB以上 |
NVIDIA® Geforce® GT 640M VRAM 1GB以上 ATI Mobility Radeon™ HD 5800 Series VRAM 1GB以上 |
解像度 | 1280×720 32bit カラー以上 |
ドラクエ10 PC版を動作させるだけなら一世代前のスペックのPCでも動きそうですね。しかし、ベンチマーク結果から、ゲーミングPCではない一般的なPCでは、高解像度で多数のキャラやエフェクトが多い状態などで快適なプレイは出来ません。
※一般的なPCとは、ノートパソコンや省スペース型PC、一体型PCといったGPU・グラボが搭載されていないPCのことです。
さらに、2018年に必要スペックが上がりました。
これはどういうことかというと、低スペックだったりゲーミングPCではなかったりすると、ある日突然、最新アップデートで動かなくなることもあり得るということになります。
ドラクエ10が落ちる?起動しない?重い?
ドラクエ10 PC版は、WiiやWii Uが無くても、Windows PCがあればプレイ出来ます。しかし、PC版でDQ10がプレイ中に落ちたり、そもそもベンチマークが起動しない、動作が重いといった現象が起こることがあります。
これらのほとんどは、パソコンのスペック不足が原因です。Wiiと違い、パソコンはスペックが機種によって全然違います。
一般的なパソコンは、ビデオカード(グラフィックボード グラボ GPU)が搭載されていない、または古いため、DQ10が必要とする3D処理ができずにパソコンを落としてしまいます。
ドラクエ10 PC ベンチマークスコアとグラフィックボードの関係
公式では、必要スペックと推奨スペックは公表されていますが、スペックと動作について細かい関係性は公開されていません。そこで、ベンチマークスコア結果や各ユーザサイトで検証された情報をまとめました。
グラフィックボード・GPUとグラフィック設定「最高品質」、解像度「1920×1080」のベンチマーク結果は以下になります。
GPU | グラボの説明 | スコア |
---|---|---|
RTX2080Super | 24105(すごく快適) | |
RTX2080 | 22150前後(すごく快適) | |
RTX2070Super | 2020年おすすめ | 22144(すごく快適) |
RTX2070 | 21107(すごく快適) | |
GTX1080 | トップクラス!4Kもヌルヌル! | 20500前後(すごく快適) |
RTX2060 | 20328(すごく快適) | |
GTX1070 | GTX980Tiに匹敵し4K解像度も快適! | 20000前後(すごく快適) |
GTX1060 | GTX980に比肩しVRも対応! | 19500前後(すごく快適) |
GTX1050 | 安いゲームPC用 | 18000前後(すごく快適) |
GTX970M | ノートPC用 | 16800前後(すごく快適) |
GTX960 | 2016年の3Dゲームをやるなら最低でもコレ | 17500前後(すごく快適) |
GTX960M | ノートPC用 | 13000前後(すごく快適) |
GTX1660Ti(ノート) | 12544(すごく快適) | |
GTX770 | GTX680より1割性能が高くて価格も大差なし | 12000前後(すごく快適) |
GTX760 | GTX660Tiの後継 | 10000前後(すごく快適) |
GTX660 | 過去のミドルレンジ | 9000前後(とても快適) |
GTX650Ti | GTX650のパワーアップ版 | 8000前後(とても快適) |
GTX750 | GTX650Tiに匹敵 | 8000前後(とても快適) |
DQ10 PC版ベンチマークスコアによると、グラフィック設定「最高品質」、解像度「1920×1080」で「すごく快適」である10000以上のスコアを出すには、GTX760以上が必要です。
「とても快適」ならGTX650以上、「快適」ならGTX640といったところです。
現在はGTX 1050が安くて高性能なので、ドラクエ10のためにグラボだけ交換する場合はおすすめです。
※ベンチマークは、CPUやメモリ、ソフトウェアの関係等で多少変わります。あくまで目安ですが、ドラクエ10 PC 買い替えではなくグラボだけ買い替えたい方や自作派の方も参考になると思います。
GPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)とは画像処理パーツで、グラボは GPU を搭載したカードです。
最近の推奨スペックのグラボ・GPUは、殆どのゲームで似た傾向です。
ゲーミングPC用グラボに搭載されるGPUはスペックが高い順で以下のようになります。
グラボ・GPU | VRAM | 性能目安 |
---|---|---|
RTX 3090 | 24 GB | 3653 |
RX 6900 XT | 16 GB | 3613 |
RTX 3080 Ti | 10 GB | 3600 |
RTX 3080 | 10 GB | 3323 |
RX 6800 XT | 16 GB | 3321 |
RTX 3070 Ti | 8 GB | 3023 |
RTX 3070 | 8 GB | 2972 |
RX 6800 | 16 GB | 2864 |
RTX 3060 Ti | 8 GB | 2688 |
RX 6700 XT | 12 GB | 2526 |
RTX 3060 | 12 GB | 2269 |
RX 6600 XT | 8 GB | 2184 |
RX 6600 | 8 GB | 1769 |
RTX 3050 | 8 GB | 1642 |
GTX 1660 Super | 6 GB | 1731 |
GTX 1660 | 6 GB | 1584 |
RX 6500 | 4 GB | 1236 |
GTX 1650 | 4 GB | 1059 |
GTX 1030 | 2 GB | 357 |
RX Vega 11 | 230 | |
RX Vega 8 | 216 | |
UHD 630 | 191 | |
UHD 630 | 99 |
最後の4つは CPU 内蔵 GPU です。圧倒的に性能差があるのがわかりますね。
とりあえずできるだけ安い値段が希望ならGTX1660 SuperやTiがおすすめです。
GTX 1060 以上のGPUは、VR(バーチャルリアリティ)にも対応しています!
ただし、RTX 3070 が最強コスパとしてゲーミングPCで一番人気となっています。
パッチや拡張パック発売で推奨スペックが変更しても買い替えたくない!とか、他の最新ゲームもしたい!といった方に買われています!
歴史的に見てゲーミングPCの売れ筋はミドルスペックより少し上、またはハイスペックより少し下のミドルハイのグラボ搭載PCがよく売れます。
どんなにグラフィックを売りにしてる新作PCゲームでも、当時のミドルスペックがあれば動くように作るのが普通ですが、それより少し上のミドルハイなら最高画質でも快適に動くことが多いからです。RTX 3070 もそれにもれず1番人気です。
人気の eSports ゲームで144fps以上出したいなら RTX 3070以上が推奨されますし、240fpsや4KならRTX 3080、300fpsや8Kなら RTX 3090です。これもVR特需で飛ぶように売れています。
RTXシリーズは、リアルタイムレイトレーシングやDLSSといった、映画並みの描画を実現したり画像のジャギーが目立たない最新のアンチエイリアスに対応しています。
そのためゲームが対応していればグラフィックが従来よりも圧倒的に綺麗に見えるのが最大の特徴です。
GTX16シリーズは、RTXシリーズのリアルタイムレイトレーシングやDLSS、TensorコアやRTコアを非対応にした代わりに、値段をかなり安くしています。
なので、どの価格帯のゲーミング PC を買うのか?画質は最高設定が欲しいのか?フレームレートは144fps、240fps、300fps必要なのか?というところからグラボを選ぶのがおすすめです。
グラフィックボードの比較・性能の違いを調べるには、型番の数値が多いほど高性能の傾向にあることを覚えておくと簡単にわかります。
NVIDIA社のGeForce系で言えば、GTX 10系より後に発売されたRTX 20系のほうが総じて高性能です。
ただし、RTX 20系がすべてGTX 10系と比較してスペックが上というわけではありません。
例えばRTX 2060はGTX 1070 Ti以上ですがGTX 1080よりは下の性能です。
GeFroce系は、型番の下二桁以降でその時代のPCゲームをどんな画質設定で快適に遊べるかが、大体分かります。
これは、シリーズ名を表していて、ここが違うと数字が大きくても、性能に差がでます。
殆どのPCゲームは画質設定ができるので、GPUスペックが低くても高画質にできますが、その場合はカクカクすることが多いです。
また、グラフィックボード自体にもメモリ容量(VRAM)が存在しており、これも数値が大きければ大きいほど良いです。
グラボ名の後に「○GB」と併記されているものがVRAMです。
下二桁の型番 | 例 | 最新PCゲームの画質 | 性能 |
---|---|---|---|
90 | RTX 3090 | 最強!4Kも8Kも動く! | ハイエンド |
80 | RTX 3080 | 最高設定!4Kもヌルヌル快適! | ハイエンド |
70 | RTX 3070 | FHD~WQHD最高設定! | ミドルハイ |
80 Ti | RTX 2080 Ti | FHD最高画質 | 過去のハイエンド |
70 Super | RTX 2070 Super | 高画質~最高画質 | 過去のミドルハイ |
60 | RTX 3060 | 中~高画質 | ミドル |
60 | GTX 1660 | 低~中画質(VR最低推奨スペック) | エントリーミドル |
50 | GTX 1650,RTX 3050 | 低画質 | エントリー |
上記表は最新PCゲームの場合なので、1~2年前のPCゲームならミドルクラスのRTX 3060でも最高画質ですし、ハイエンドのRTX 3080、RTX 3090 は2~5年後でも高画質~最高画質で遊べます。
また、Ti や Super が付いた場合は、その型番より少し上の性能になります。例えば RTX 3080 Ti は RTX 3080 の 約10%程度も高性能です。
以上は NVIDIA のグラフィックボードの説明ですが、ゲーミングPC用のGPUは、AMD社製もあります。
基本的にGeForceの方が性能が良く、Radeonの方が価格が安い傾向にあります。
PC ゲームに対するドライバの対応が早いのは基本的に NVIDIA なのでそちらの方がおすすめです。
PCゲーム発売日前に最適化ドライバが出ることが多く、一番売れているためPCゲーム側の対応も良いからです。
ドラクエ10推奨PCスペックのパーツ
ここで、ドラクエ10 パソコン版のパーツについて、簡単に説明します。
CPU、メモリ、GPUの3つのバランスを取る
3Dゲームで最重要なパソコンのパーツは、以下の3つです。
- CPU
- メモリ
- GPU(ビデオカード、グラボとも呼ばれる)
これらはDQ10以外の、例えば新生FF14やPSO2、マインクラフトなどをパソコンで動かす場合も重要です。
DQ10 パソコンはバランスが大事
ただし、どれか一つが高性能より、3つのバランスを取りましょう。
例えば、グラボだけ最新に変えても、CPUやメモリの性能が低いと足を引っ張ってしまいます。
一般的なパソコンには、グラボが搭載されてない
しかし、ゲーミングPCではない一般的なPCの場合、ほとんどグラフィックボード(通称グラボ、GPU)が搭載されていません。
そのため、CPUやメモリが良くても性能を発揮できないことが多いです。
DQ10推奨PCパーツのバランス
グラボが重要なのはベンチマークから分かりました。他のパーツはどれが良いでしょうか?
CPU
CPUも性能が高ければ高いほど良いです。
Core i7-3770からCore i7-7700に変えただけでスコアが2000以上も上がる場合があります。
実際いろいろなゲーミングPCで計測してますが、Core i7-7700とGTX 1080のスペックのPCより、i7-8700とGTX 1070 Ti の方が1000以上ベンチマーク結果がよくなることもあります。
CPUはセントラル・プロセッシング・ユニットの略で、パソコンの頭脳であり司令塔なので重要です。
ゲームをする上ではグラフィックボードの次に重要であり、CPUの性能が高ければ、処理速度もあがり、グラフィック描画も高速に行えます。
逆に言うと、CPU性能が低いと他のパーツの足を引っ張ることがあります。
PCスペックのパーツは、一般的に以下のように例えられます。
CPU:事務員
メモリ:机
HDD:倉庫
GPU:書記(掲示係)
事務員が倉庫から資料持ち出して机に広げて作業、その結果を書記が黒板に書き込む、という感じです。
ゲーム用PCではグラボを重要視しますが、CPUはPCゲームをする上で、グラボとの関係が親密で重要なので、高性能のグラボの性能を活かすには、CPUも高い性能を必要とします。
上記の例でいうと、事務員(CPU)の性能が低いと書記(グラボ)に出す命令が遅くなり、結果として書記(グラボ)の仕事も遅くなります。
グラボだけ最新にしても、高性能のグラボをフルに活かせない事があるので、CPUもハイスペックのものにしましょう。
基本的にどこのパソコンショップのゲーミングPCでも、GTX 1650ならCPUは Core i3 や Ryzen 3 以上、GTX 1660 Ti ならi5-11400やRyzen 5、RTX3070、RTX3080以上は i7-12700K や i9-12900K、 Ryzen 7 以上などを推奨しているので、基本的にはCPUが足を引っ張ることは無いです。
ただし、購入時のグラフィックボードにギリギリ合わせたCPUの場合、「数年後スペック不足になった時に、最新グラフィックボードに交換しても性能が活かせない」ことがあります。
推奨スペックによっては問答無用でハイスペックCPUが良いこともあるので、グラボに限らずi7-11700やi9-11900K、Ryzen 7 以上にすると安心です。
特に動画配信や動画編集をよくやるならばコア数スレッド数の多い方が早いので、インテル Core i9-11900K、AMD Ryzen 9 以上がベストです。
リアルタイムでマルチ配信、WEBカメラも使用すると、コア数スレッド数の多くないとスペック不足になるからです。
グラボの交換と違って、CPUの交換は面倒です。抜き差しするだけのグラフィックボードと比較して、グリスを拭いたり塗ったりと手順も多いです。
さらにマザーボード(基盤)のチップセットや相性問題があると、マザボから交換となります。
マザーボードも交換となると、CPU以外のパーツからも相性問題が出ることがあり、ほぼ全パーツ交換=買い替えと同じになることもあります。
そのため、新品でゲーミングパソコンを購入するなら、最初から高スペックのCPUを登載すれば交換の必要が無くなり安心です。
ならCPUはどれが性能が良い?比較するには?となると思います。簡単に言うと、値段や型番の数値が多いほど高性能の傾向があります。
CPUのスペックには、周波数の他にコア数とスレッド数というものがあります。簡単に言うと、コア数は脳の数、スレッド数は命令を同時処理できる数です。
基本的にCPUの型番の数値が大きいと、周波数やコア数とスレッド数が増えていきます。
例えばi5-12600Kの16スレッドに対し、i7-12700Kやi9-12900Kは20スレッドや24スレッドで性能が上で型番が大きいほどターボ・ブースト利用時の最大周波数が増えます。
ですので、動画編集したりゲームと同時に配信・実況の場合はi5シリーズよりもi9シリーズやi7シリーズのほうが快適になります。
しかし、コア数スレッド数はそれに最適化したPCゲームでないと性能を充分に活かせず、例えば16コア24スレッドのi9-12900Kがi7-12700Kより劣るフレームレートになることがあります。
とはいえ、有名ゲームは最適化対応が続いたり、歴史的にみると数年後の最新ゲームはマルチスレッド対応するのが当たり前なので、長い目で見るならそこまで気にする必要はありません。むしろ1~2年後には最適化が進んで結局i7よりi9シリーズがゲームでも最強になることが殆どです。
PC用CPUは、インテル社とAMD社が主流です。
基本的にIntelは性能がよく、AMDは安い傾向があり、最新ではAMDがコスパ最高です。
しかし、ゲームを重視するならインテル社製の CPU が若干フレームレート(fps)が上になる傾向なのでおすすめです。Apexなど一部ゲームはAMDのほうがfpsが改善されることもありますが価格から考えれば差は微々たるものです(執筆現在)。
インテルはAMD系よりシェアがあるためかPCゲーム側の対応が良い傾向にあり、場合によっては推奨スペックがインテル系しか記載されないこともあります。
コスパを重視したり、実際のゲームのプレイよりも配信や動画編集を重視するならば AMD CPUが安い上にスペックが良いので予算で選ぶのもアリです。
メモリ
ドラクエ10 PC版の動作環境は3GBですが、8GB以上にすることをお勧めします。
なぜかというと、Windows 64bit版は起動するだけで使用メモリが2GBを超え、DQ10 PC版を起動すると3GBに達しますが、さらに、動画撮影アプリやブラウザ、メール、Skype、Lineといったアプリを起動していると4GBを超えることもあります。
ドラクエ10 PC版で公式に許可してある動画配信などを行いたい場合は、メモリ以外のスペックも高くしたほうが良いです。
DQ10配信をしたいならさらに倍の16GBメモリがおすすめです。
メモリ(メインメモリ)とは、 PC内でデータやソフトウェアのプログラムなどを一時的に記憶する装置で、「一次記憶装置」とも呼ばれ、非常に高速ですが、単位容量あたりの価格が高いです。
メモリが少ない場合、ローディングや起動時間が長くなります。
そうなるとSSDやHDDに頻繁にキャッシュ(一時的にメモリ領域を退避すること)し、その時に書き込むガリガリといった音を出してSSDやHDDに負担もかかります。
メモリは机、ストレージは倉庫と例えると、机(メモリ)が狭いと倉庫(SSDやHDD)と机の間の往復増えるので遅くなって効率が悪くなるだけでなく、言ったり来たりでPC寿命も短くなってしまうということです。
推奨スペックのメモリは、ゲーム実況や動画編集などもするなら16GBがおすすめです。
他の推奨スペックでも16 GB が増えています。
ただしGTX 1660などのゲーミング PC では、メインメモリの標準搭載8 GB のことがあるので注意しましょう。
パソコンショップで買う場合 BTO と言う受注してから生産する方式なのでメモリを2倍の16 GB にカスタマイズすることが基本的に可能です。
動画配信をしたり編集をよくやるならは16 GB 以上が最低限必須であり、推奨は32 GB以上がおすすめ。
メモリが少ないと、動画配信アプリやゲームが落ちることが多いからです。これはゲームデータが故障する場合があるため危険です。
配信しなくても画質系MODを入れまくったり高解像度設定では16 GB 以上じゃないと強制終了することがあります。
なのでゲームか配信、どちらかでも本格的にやりたい方は32 GB 以上にすると失敗して後悔するなんてことはないです。
メモリは購入する際に追加できます。
デスクトップPCの場合はメモリをPCに着けること事体は簡単なので、必要になった時に購入して自分で増設する手もあります。
しかし、その時にメモリが高くなっていたりメモリ形式が流通していなかったりで増設できないことがあります(実際管理人やその友人は相性問題で苦しみました)。
さらに、静電気や相性問題などでお金や時間を無駄にしてしまうこともありますので、 2,3年後に今のPCで最新のゲームをプレイする予定なら念のため、せっかくBTOで自分好みにカスタマイズできるのですから多めにカスタマイズするのが良いでしょう。
そうなると、思い切ってさらに多くしたくなる方がいますが、メモリは多くても問題が出る時があるので多くても64GBまでにして、それ以上は増やさないほうが良いです。
SSD
SSDとは、Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略で、HDDと比べ物にならないくらいデータの読み込み時間が速いです。
最新の推奨スペックによっては HDDではなくSSD を推奨しているのも出てきています。
ゲームとは関係なくてもSSDにOSをインストールすると、何年たっても新品同様の快適さなので、古く似合っても中古に売ろうなんて思うことは無いです。
PCの起動が10秒台程度になりますし、ゲームのロード時間やオブジェクトの読み込みなどが高速化されます。
以前は値段が非常に高くHDDより寿命も短いという欠点がありましたが、最近の技術進化によって改善され、安価になって寿命も理論上10年以上は持つようになりました。
HDDに比べて省電力で、静音性も高く振動にも強く軽くて熱も少ないと良いことだらけです。
無駄なロード時間がなくなれば、それだけ電気代も浮くし、PCの稼働時間も減るためPC自体の寿命を伸ばす効果があります。SSDはHDDより熱が少ないため、発熱対策にもなります。
容量おすすめは最低240GB以上、推奨400GB以上です。
最近のゲーミングPCでは標準搭載していることが多いですが、なくても購入時にカスタマイズで追加できます。
BTOのゲーミングPCでは、2台目のSSDを搭載することも可能。
システム用のCドライブとは別にゲーム用でSSD増設はおすすめカスタマイズの一つですね。
SSDの接続インターフェイス規格にSATAより速度が早いNVMeがあります。
最近のゲーミングpcでは NVMe M.2 SSD を売りにしているのも出てきています。
そこでゲームでNVMe M.2 SSDの違いは体感できる?と気になる方もいるでしょう。
結論から言うと、PCゲームにおいてSSDがNVMe M.2やSATAの速度の違いは体感できるほどではないです。
すごい早いSSDが理論上数倍になってもゲームの起動や読み込み(ロード)の体感はすごい早いのままです。
ゲーミングPCのカスタマイズオプションでいろいろあって迷うかもしれませんが、少しでも安い値段が良いならNVMeではなくSATA AHCI SSDもおすすめになります。
ただ、動画編集ソフトなどを使用したり大容量ファイルのコピーを頻繁にする方は速度に体感できるほどの差がでるので、配信をする方はNVMe M.2 SSDがおすすめになります。
なお、速度が早いSSDはM.2規格だけではなくインターフェース規格がNVMeのほうなので、間違えないようにしましょう。
基本的にeスポーツのゲームは全員ローディングが終わってから開始されるので、推奨スペック以上なら勝敗に影響はそこまで大きくはないと思うかもしれません。
ただ、ゲーム中にキャラやマップのオブジェクト読み込みがNVMe M.2 SSDのほうが若干早いので、そのぶんだけ有利不利が起きる可能性があります。
eSports 関係なくオープンワールド系なら特に顕著なので、念のため購入してみるのも良いでしょう。
特に高速で移動するゲームの場合、オブジェクトを次々と読み込むため、SSDじゃないとカクついたり、カクつかなくてもオブジェクトを読み込まないまま通り過ぎたり、読み込みが遅くて見えない敵に攻撃されるといったことが起こるため、なるべく早いSSDにすることが推奨されます。
MODを導入するゲームは、HDDよりも早いSSDにインストールするメリットが非常に高いです。
MODを入れた分だけ通常のゲームよりも読み込みが遅くなりますが、このような読み込み時間の問題は、MODをHDDより早いSSDにインストールすることで解決可能だからです。
基本的に長時間プレイではセーブデータが肥大化しローディングが長くなるという事がありますが、これもセーブデータをSSDに入れることで高速化できます。
また、低スペの場合はHDDよりSSDにインストールすることで、ゲーム中のオブジェクトの読み込みでカクつくことが軽減されるため、ジャンルに限らず必要最低スペックの場合はNVMeじゃなくてもいいのでSSDはおすすめです。
電源
デスクトップPCのにおける電源は重要パーツの一つなので、ケチらない方が良いです。
グラフィックボードは種類ごとに最低限必要な推奨の電源容量があるからです。
GPU | 推奨電源容量 |
---|---|
RTX 3090 | 750 W |
RTX 3080 | 750 W |
RTX 3070 | 650 W |
RX 6700 XT | 650 W |
RTX 2080 Ti | 650 W |
RTX 2080 Super | 650 W |
RTX 2080 | 650 W |
RTX 2070 Super | 650 W |
RTX 3060 Ti | 600 W |
RTX 2070 | 550 W |
RTX 2060 Super | 550 W |
RTX 2060 | 500 W |
GTX 1660 Ti | 450 W |
GTX 1660 Super | 450 W |
GTX 1660 | 450 W |
GTX 1650 | 300 W |
推奨スペック対応PCは、ハイスペックなので価格が高くなりがちで、そうなると電源を安いものにして価格を抑えたくなりますが注意です。
なぜなら、電源は経年劣化で出力が下がることがあり、電源供給が滞るとPCの全パーツに影響を及ぼします。
電源不足による強制終了はSSDやHDDの寿命に大きく影響し、最悪データを破壊することすら有りえます。
そこまでならなくても、数年後にハイスペックなグラフィックボードに交換しようとした時に足りなかったりすると買い替えすることになります。
最近はなくなりましたが、以前は安さをウリにしているパソコンで電源容量ギリギリの電源を搭載していることが多くありました。
また、ゲーミングPCでは基本的に多くても1日8時間くらいの稼働を前提としていることが多いので、一日中の廃プレイには向いていない電源の場合があります。
購入して電源の選ぶ際には、標準登載の電源よりも1ランク高い電源にカスタマイズしたり1ランク上の容量したり、選べるなら80 PLUS認証にするのも良いでしょう。
例えば、500Wが標準で選択されていたら、650Wの80PLUSにします。
搭載されてるグラボの推奨電源容量がわかるなら、それに150Wか300W増やすのがおすすめ。例えばRTX 3070は650W推奨なので800W電源を選びます。
そうすれば次世代のハイエンドグラボに交換したいと思ったときでも、推奨電源容量を満たしてる可能性が高いです。
容量が少ないと数年後にグラボ交換してスペックをアップグレードしたいと思ったときに、対応してない可能性があるんですね。
80PLUSは電力変換効率が80%以上の変換効率を備える製品に与えられる認証で、 変換効率が高い順にチタン、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、スタンダードの6つのランクが定められています。
経年劣化で電源出力が下がったり、USB機器やHDDといった周辺機器の増加で、当初の電源容量だと足りなくなる場合を考えて、電源容量を予め増やしておくと、数年後も安心してPCが使用できます。
標準搭載より少し容量が多い電源にするのが、PC寿命を伸ばすコツです。
マザボ
マザーボード(マザボ)はゲーミング PC のパーツを搭載する基盤です。
マザボにはチップセットと呼ばれる種類があり、スペックが異なります
例えば、Z690 > H670 > B660 > H610 の順番で性能や機能に差があります。
特に一番性能が高いZシリーズは CPU をオーバークロック(OC)して標準よりもスペックを改善できるメリットがあります。
ただしOCは、保証が受けられないことが多いので初心者はあまり気にする必要はないです。
注意点としては、H610のようにH○10 シリーズはゲーミング PC 用としてはスペックが低いため、転送速度が遅かったりサウンドボードやキャプチャボードなどがさせる PCI Express の規格が不足していたり最新ではなかったりで拡張性が良くないです。
ですのでZ600シリーズで例えれば、Z690 > H670 > B660 といったZ○90、H○70、B○60 シリーズから選ぶことをお勧めします。
PCケース
デスクトップPCケースは、一般的なミドルタワー型、それより大きいフルタワーの他に、ミニタワーやスリムタワー、ボックス型といった省スペースタイプもあります。
省スペース型のPCケースは、後でゲーム実況や動画撮影をしようと思っても、キャプチャーボードが刺さらなかったりするので注意です(とはいえ、最近はUSB対応型でも高性能のものが多いので、そこまで気にしなくても良いかもしれません)。
また、省スペース型だと長いグラフィックボードが刺さらないことがあります。最近の省スペース型ゲーミングPCはグラボ登載スペースは広いですが、グラボ交換する予定ならよく確認しましょう。
ミドルタワー型のPCケースはスペースも広く、ATXマザーボードなので拡張性もあるため、そういった問題を解決しやすいです。将来どういった使い方をするかも考えてPCケースを決めましょう。
ノートPC
ここまでは推奨スペックをデスクトップで紹介しましたが、ノートでも推奨スペック以上の性能ならヌルヌル動きます。
ノートpcはグラボを搭載できませんが、グラボに搭載されているGPUを搭載したゲーミングノートならできます。
スペックの表がデスクトップ用なので分かりづらいかもしれませんが、最近のゲーミングノートのGPUはデスクトップのゲーミングpcとほとんど同じ性能を持っています。
ですので推奨スペックのノートはGPUから選ぶのが鉄則です。
特徴としてはノートパソコンはデスクトップより高い価格になる傾向です。 言い換えると同じ値段のPCでも、ノートPCよりデスクトップのほうが性能が高いことになります。
更にいうと、デスクトップと違ってノートは買った後は自分でグラボ交換でスペックを改善するのは不可能なので、デスクトップよりもスペックにはシビアになった方がいいです。
パソコン初心者の方は、ノートは省スペースの上にモニター一体型でモニター別売りのデスクトップに比べて安く感じるかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れないので注意しましょう。
スペックや性能比較をした場合には、同じ価格だとノートよりデスクトップの方が性能が良くなるということは、実際はモニター込みでもデスクトップのほうが安いこともありえます。
モニタは一度買えば次にデスクトップPCを買い替えた時は書い直さず使い回せるので、モニターが既にあるならデスクトップのほうが格安になります。PCモニタはHDMI端子があるTVを代わりに使うこともできます。
ノートは小さいので丸一日プレイするとか長時間使用では熱がこもりやすくなって熱暴走する可能性など、排熱関係の問題があります。
ゲーム用においては、ノートはデスクトップと比較してメリットはそれほど多くないというゲーマーも多いです。
が、やはり「サイズ的にデスクトップの置き場所が無い場合はゲーミングノート」が有力な選択肢の一つだったりするので「どうしてもノートPCでゲームをしたい!」という方も少なくないと思います。
さらに、ノートPCのメリットはモニタと一体型で小型であり、基本的にカメラやマイクも内蔵搭載しているオールインワンPCです。 デスクトップと違って面倒な配線も無いため、買ったらすぐテレワークやZoom、動画配信が可能なのでコロナで需要も増加、ノートパソコンは再評価されてます。
ノートが欲しいなら、自分が欲しいと思うスペックよりも1段上の性能のゲーミングノートを推奨します。
ギリギリすぎるスペックはおすすめできないということですね。
スペックや価格をケチると、他の最新ゲームができなくなったり、配信してみたけどスペック不足で強制終了したりで後悔することが多いからです。
デスクトップなら基本あとからグラボ交換などが可能なので、PC自作経験者やパソコンショップに泣きつけば数年後もPCを買い換えずに済むことがありますが、ノートはまるごと買い替えしかできません。
デスクトップゲーミング PC を選ぶような感覚よりも、ゲーミングノートはより一層ハイスペックなPCから選ぶのが失敗せず、結果的に値段も安く済ませるコツです。
スペック診断
自分のPCのスペックを確認する方法ですが、Windowsキーを押しながらRを押下します。
そして出たボックスに「dxdiag」と入力してOKを押します。
すると診断ツールが起動するので、PCスペックを確認することが可能です。
ゲーミングPCなら失敗しません
説明を見てもよくわからないし色々と面倒ですね。
しかし、各パソコンショップでは、それらの面倒な構成を解消し、グラボを搭載して、さらに性能を引き出すようなゲーミングPCを販売しています。
ですので、初心者で買い換えるならゲーミングPCを購入すると失敗しません。
ゲーミングPCとは
ゲーム「も」出来るハイスペックなパソコンのことです。
最新の3Dゲームが出来る程ハイスペックなので、ゲーム以外でも、動画配信や撮影編集、オフィスなど事務仕事やプログラミングといった重い処理でも、一般のパソコンより素早く動作できます。
大は小を兼ねるため、1台もっておくと何かとはかどります。
DQ10 PC版の最高品質ベンチマークで【21183】以上のパソコン!
以下のPCは、ドラクエ10 PC版を最高品質1920×1080でスコア【21183】(はぐれメタル級)!かなり高スペックなPCなので、ドラクエ10以外の最新ゲームも、サクサク動きます!
G-GEAR note N1589Jシリーズ N1589J-710/T | |||||||||||||||||||
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![]() 価格:219,800円
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G-GEAR GA9J-J214/ZB2 | |||||||||||||||||||
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![]() 価格:359,800円
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DQ10 PC版の最高品質ベンチマークで【16000】のパソコン!
以下のPCは、ドラクエ10 PC版ベンチマーク最高品質1920×1080で約「16000」(すごく快適)です!
G-GearシリーズのゲーミングPCは高品質パーツとサポートが定評のツクモのブランドです!
価格:円
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DQ10 PC版の最高品質ベンチマークで【12000】のノートパソコン!
以下のノートPCは、ドラクエ10 PC版ベンチマーク最高設定で「すごく快適」である【12000】【はぐれメタル級】以上を叩き出しました!
G-GEAR note N1546Kシリーズ N1546K-700/T | |||||||||||||||||
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![]() 価格:120,780円
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ドラクエ10推奨パソコン買い替え・選び方
人気MMORPGが発売されましたね!
しかし、今あるPCで動くかな?ドラクエ10のPCを買い換えるにはどれがいいかな?と、管理人も悩みました。
様々なゲーミングパソコンが、各パソコンショップから発売されているため、パソコン初心者にとってどれが安くて高性能なドラクエ10 PCか分かりづらいのです。
そこで当サイトでは、初心者にも分かるようなパソコンの説明や、各社のDQ10推奨スペック対応のパソコンの情報を集めました!さらにPC同士の比較がしやすいように、価格やベンチマークから快適プレイの目安を付け、ドラクエ10が動くパソコンを検索できるようにしました!
以下のリンクから、簡単に利用できます!!
6万円以下: 【3000未満】「最低設定でプレイ」
6万円前後: 【3001~4999】普通「標準設定でプレイ」
7万円前後: 【5000~6999】快適「標準設定でヌルヌルプレイ」
10万円以上: 【7000~9999】とても快適「最高設定でプレイ」
11万円以上: 【10000以上】すごく快適「最高設定でヌルヌルプレイ」他のゲームもやりまくり!
※ベンチマークスコアは、グラフィック設定「最高品質」、解像度「1920×1080」のものです。
検索してもよくわからないという方のために、管理人がオススメするドラクエ10推奨パソコンのレビューも書いたので、ドラクエ10 PC 購入の参考にしてください。
みんなが購入しているオススメのドラクエ10 パソコン
検索してもよくわからないという方のために、再度おすすめPCを掲載します。
管理人がオススメするドラクエ10推奨パソコンのレビューも書いたので、こちらも参考にどうぞ。
G-GEAR GA9J-J214/ZB2 | |||||||||||||||||||
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![]() 価格:359,800円
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DQ10が重かったりベンチが動かない場合、PCがスペック不足の可能性があります。
こちらからDQ10が動く安いPCを検索できます! 検索が面倒な方はこちらにベンチスコア別、価格別、ノートPCもレビューしました。参考にどうぞ。